採否を分かつのは?
問い合わせ時から選別は始まっている
多くの採用人事担当者が「応募者が信頼できる人物か否かを見極めるようにしている」と述べているように、採否を分けるポイントは「応募者への信用」になります。「自分は信用できる人物です」と上手にアピールすることができれば、採用内定もすぐそこに迫っているといえるでしょう。では、採用担当者はどうやって応募者が信頼できるか否かを見極めているのでしょうか。ある程度の期間、一緒に働いてみれば簡単に判断できますが、経費や手間を考えると、そうもいかないです。採用担当者は、応募者を選別する限られた時間内で、判断しなければならないからです。そのため、彼らが判断の材料とするものは限られてきます。その中でも重要な判断材料となるのが「常識」になります。応募者に常識があるか否かは、応募者の言葉づかいや、履歴書の書き方、あいさつの仕方や姿勢などから判断してゆきます。極端にいえば、応募者が問い合わせをしたときから、採用が始まっているというわけです。
まずは常識のある行動を
採用を勝ち取るには、採用担当者に自分を信頼させなければならないわけですが、具体的にどうすれば良いのでしょうか。答えは簡単です。問い合わせ時から内定がもらえるまで、常識のある行動をとれば良いわけです。ここでいう常識には様々な意味が含まれています。例えば、問い合わせのときに「○○と申しますが、お忙しいところを失礼いたします。△△という雑誌の求人広告を見て、お電話をさせていただいたのですが、採用のご担当者様はいらっしゃいますか?」と丁寧な言葉づかいで話すことはもちろん、「お忙しいところを失礼いたします」など、社会人の礼儀を踏まえた言葉を使っているかどうかも、チェックされるポイントとなってきます。
また面接の際、面接官がフレンドリーに話しかけているときに、わざわざ丁寧すぎる言葉で応対するのも、常識的な行動とは判断されないことがあります。このようなときは、こちらもある程度言葉を崩して、親しみを持たせることを意識しても大丈夫なこともあります。転職活動では「相手を不快にさせないこと」が常識となります。これはかなり抽象的で分かりづらいところがありますが、「履歴書・職務経歴書の書き方」と「面接での作法」に分けて、細かく解説していくので、ぜひ参考にしてください。